David Hockney
デイヴィッド・ホックニー

1937年にイングランド北部のウェスト・ヨークシャー州のブラッドフォードで生まれた画家・芸術家。ブラッドフォード・カレッジ・オブ・アートで絵画を学び、その後ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート在学中に、イギリスのポップアート界の立役者であるピーター・ブレイクとともに『Young Comtemporaries（若手現代芸術家展）』に出展。ポップアート運動にも参加した。

1963年にニューヨークでアンディ・ウォーホルと出会い、翌年カリフォルニアを訪れ、当時新しい画材だったアクリル素材でプールを描いた作品群を制作。1967年にはリヴァプールにある美術館『The Walker Art Gallery』で開催された『John Moores Liverpool（ジョン・ムーアズ・リヴァプール）』展で絵画賞を受賞した。現在はロサンジェルスを拠点にしながら、時代に合わせた画材を使ったアート作品を制作。最近ではiPadで描いた作品も発表するなど、アートの可能性を追求し続けており、“20世紀のイギリスの現代芸術“を代表する存在でありながら、その制作意欲は21世紀になった現在も衰えることを知らない。