Mark Rothko
マーク・ロスコ

ロシアで生まれてアメリカに渡り、イェール大学に進学して心理学を学んだ後、中退してニューヨークのパーソンズ美術大学に入学し、グラフィックデザインを学んだマーク・ロスコ。
当初は豊かな色彩と自然をテーマにしたものが多かったが、後にサルバトーレ・ダリやジョアン・ミロなどのシュルレアリスムの影響を強く受けるようになった。その後は、子供たちが描いた作品と現代美術の類似性を追い求め、”結果的に現代人の精神的な空虚を和らげる”ための絵画として、ロスコを代表する抽象的な画風に行き着いた。