John Botz
ジョン・ボッチ

アメリカ・ニュージャージー州生まれの画家、ジョン・ボッチは、幼少期から水彩絵の具の一種であるグアッシュを使って絵を描き始め、その作風はアンリ・マティスやラウル・デュフィに強く影響を受けていた。
1970年にサンフランシスコで開催されたパンテクニコンという展覧会で34点の絵画を出品。そのほとんどが初日に売り切れるほどの人気を集め、1978年にはカリフォルニア州ラグナビーチに自身のギャラリーをオープンした。その後は欧米の著名な生地会社からテキスタイルデザインを依頼されたり、他には文房具のデザインなども手がけた。
ボッチの作品は、鮮やかな色彩で描いた風景画や花の静物画が多く、見ているだけで気分が明るくなるような清涼感が魅力。世界中に多くのコレクターが存在するほどだ。