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ヴィンテージポスターをカッコよく飾るためのポイント。

「どんなアートポスターを飾ったらいいかわからない」という声をよく聞きますが、基本的には「お好きなものをお好きなように飾る」ということでいいと思っています。これはファッションと同じですね。洋服を着ている本人が気持ちよく楽しめていればOKということです!

しかし、カッコよくて全体的に統一感のあるコーディネイトを心がける場合は、気にするべきポイントがあります。

ファッションでいうなら、帽子と靴を同系色にしたり、プリントTシャツのプリント色と靴の色をリンクさせることで、色彩豊かでも統一感が生まれます。それは空間コーディネイトも同じです。派手な色使いのポスターでも、そこに使われている色を家具や壁の色とリンクさせることで、統一感のある空間を演出できるんです。

ここでは、今回発売したヴィンテージポスターの中から、いくつかピックアップしてコーディネイト例をお見せします。

家具やフロアの色と合わせやすいブラウン系を基調にした作品。

フランスの画家、トゥールーズ=ロートレックが1892年に製作したリトグラフ作品『L'ANGLAIS AU MOULIN ROUGE(ムーラン・ルージュのイギリス人)』を、1991年にポスターにしたものです。余白が効いたポスターで、下部に配されたトゥールーズ=ロートレックのテキストも薄いグレーでデザインされている点にもこだわりが感じられます。

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アメリカの画家、マーク・ロスコのポスターで、著名なテート・ギャラリーで1971年に開催された展覧会のために作られた1枚です。抽象表現主義を代表するひとりで、このようなテイストの作品が特徴です。様々な色使いのものがあり、インテリアに合わせて色で選ぶのがオススメです。とにかく1枚飾るだけで空間が洒落た雰囲気に激変しますよ。

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こちらもマーク・ロスコのポスターです。1998年にアメリカのワシントンD.C.にある国立美術館『ナショナル・ギャラリー・オブ・アート』がオフィシャルで作った1枚です。イエローを基調にグリーン、ネイビー、パープル系が配された作品で、どんなインテリアにも取り入れやすいと思います。空間に挿し色をする感覚で飾っていただきたいです。

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フローリングや家具のウッドの色合いと同系色なのがブラウンやオレンジといった色。

つまり、ブラウン/イエロー/オレンジ/レッドという色調が多く使われているものは、基本的にどんなインテリアにも合わせやすいと言えます。

今回ご紹介するインテリアは、ソファも同系色にしていますので、さらに統一感のある空間が演出されています。

最近人気のブルーやグレーの壁にはブルー系の作品が合う!

現代美術の最高峰と謳われるイギリスの画家、デイヴィッド・ホックニーが描いたペイント作品を使い、1994年にポスターとして製作されたものです。上下左右が正直わからないほど抽象的でサイズも大きく、これをドーンと1枚で飾ると洒落た空間を演出できるでしょう。

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フランスの画家であるポール・ゴーギャンが1890年に描いた作品を使い、ワシントンD.C.にある国立美術館『ナショナル・ギャラリー・オブ・アート』が1988年にポスターとして製作した1枚です。ライトブルーを背景に使っていますので、よりポップな印象に仕上がっています。

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こちらもデイヴィッド・ホックニーの作品を使ったポスターです。1982年に開催された『若手劇作家フェスティバル』のものです。上下に施されたテキストの書体もクラシックで、かつ全体のデザインとしても非常に効いています。これぞアートポスターの醍醐味といえるでしょう。

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1988年に作られたサム・フランシスのポスターです。1986年に描かれたダイナミックな作品をメインビジュアルに使っていますが、ホワイトが基調となっており、実はインテリアに干渉せず飾りやすい1枚といえるでしょう。無機質な空間ですと、さらにこの作品が映えると思います。

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レッドやイエローが使われていれば大抵のインテリアには飾りやすいのですが、作品内で使っているブルーをもっと活かして空間演出したい場合は、壁の色を最近人気のブルーやグレー系にするといいでしょう。そうすると洒落た空気感がさらに引き立ちますよ!

その際、家具はベージュやライトブラウンなどが合わせやすいです。壁と同系色にすると重たい印象になりますので注意しましょう。