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白壁のシンプルなインテリアにヴィンテージポスターを飾る時のポイント。

白壁のインテリアは基本的にはシンプルでクリーンな印象です。家具も白やナチュラルのものをセットすればそのイメージはさらに引き立ち、逆にグリーンやブルーを使ったソファなどをセットすれば、挿し色となってインテリアは引き締まります。観葉植物もそのような挿し色としての効果がありますので、置いている方も多いと思います。

そんな白壁のインテリアをさらにカッコよく洒落た空間に演出する仕上げとして、ぜひヴィンテージポスターを飾ってみてください。

今回は、白基調のナチュラルなインテリアと、ブルーのソファを挿し色に使ったインテリアの2パターンをもとに、ヴィンテージポスターのレイアウト例をお見せします。

観葉植物や家具とヴィンテージポスターをリンクさせる。

白壁に合わせてソファも白いものをレイアウトしたインテリア。ローソファのためシンプルさが際立ちますが、そこに高さのある観葉植物を置くことで、空間にアクセントが生まれてオシャレ感がアップします。そのイメージを崩さないようにアンリ・マティスの1枚を飾ってみました。マティスは植物や鳥をモチーフにした作品が多く、色彩も美しいため観葉植物との相性抜群です。色彩豊かですが、色に棘がないためナチュラルな空間イメージを壊すことなく、調和するのが魅力です。

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こちらは白壁にナチュラルカラーのフローリングというシンプルな空間ですが、そこにブルーのソファと黒ベースのラグを敷いてアクセントを効かせたインテリア。ちょっと高さのある観葉植物がオシャレ感をプラスしています。このブルーのソファの色を拾いながら、さらに赤系の挿し色を意識して、ヴィンテージポスターを飾ってみました。向かって左側はエルズワース・ケリー、右側がソニア・ドローネーのものです。縦長のポスター1枚ではなく、横長の余白に2枚飾っているのもポイント。向かって左側は棚を置いてあるため、観葉植物側にやや大きめのドローネーを飾りました。

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ナチュラルな空間を引き締めるために「黒」を挿す。

先ほどと同じシンプルなインテリアですが、今度はドナルド・サルタンの『Black Lemons』という1枚を飾ってみました。黒いレモンがかなり印象的な作品ですが、このインパクトのある黒いレモンが、このシンプルなインテリアをグッと引き締めてくれます。額装フレームを黒にしてもいいのですが、今回はナチュラル感を壊さず、この作品の洗練された印象も引き立てるためにアルミのシルバーフレームにしています。

ブルーのソファをレイアウトしたこちらのインテリアにも、同様にドナルド・サルタンの『Black Lemons』を挿してみましょう。先ほどの挿し色として2枚のポスターを飾った時とは印象が一変し、かなりインテリアが引き締まりました。黒を基調にしたラグとの相性も良く、スタイリッシュな印象が強くなったと思います。シンプルな空間ほど家具とヴィンテージポスターの組み合わせで、インテリアの印象はガラッと変わるんです。

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黒の強い作品×淡い色彩の作品の2枚で、ナチュラルなイメージを強調しつつ引き締める。

今度は白を基調にしたシンプルでナチュラルなインテリアのイメージを引き立てながら、程よく黒を入れて引き締めてみます。向かって左側は淡い色彩の抽象的な作品はアルベルト・ラフォルス・カサマダ、右側に飾った女性を描いた作品は横尾忠則&マーク・コスタビがコラボレーションしたものです。左右の観葉植物の高さの違いに合わせて、サイズの若干違うポスターを配置しました。このように相反する作風のものを並べても、シンプルなインテリアであれば調和して洒落た空間演出ができます。

ブルーのソファを使ったインテリアでも、同じ作品を飾って試してみましょう。今回は向かって左側にある棚と右側にある観葉植物の高さの違いに合わせ、左側に横尾忠則&マーク・コスタビ、右側にアルベルト・ラフォルス・カサマダのポスターをレイアウトしました。こちらもナチュラルさを引き立てつつ、黒でしっかりインテリアが引き締まりました。どんなインテリアでも、組み合わせるポスターのテイストによってその印象はガラッと変わります。壁紙や家具を変える前に、ヴィンテージポスターでアレンジしてみてください。

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