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Robert Mapplethorpe
ロバート・メイプルソープ

1946年、ニューヨーク州ロングアイランド出身。1960年代末頃から写真を撮り始め、1989年に急逝するまでに手がけた作品は、人物のポートレート、ヌード、そして花という3カテゴリーに分けられる。‘75年に元恋人で後に「パンクの女王」と称されたパティ・スミスのデビューアルバム『Horses』でスミスのポートレート写真を手がけたことで話題を呼んだ。

ポートレート以外、作品のテーマは主に「性」だった。彼が活動し始めた1970年代のアメリカは、「性」が溢れかえっていた時代。ヒッピー・ムーブメントというカウンター・カルチャーによって、若者たちの欲望が解放されたのだ。そんな時代の中で、メイプルソープは「ニューヨークのダウンタウンの性の実情」を写真という作品で世に発信したのである。

彼のヌード作品は、常に「芸術家どうか」という議論を生んだが、「性」のエロティシズムだけでなく、そこには「生命力」もあり、とても緊張感があって凛とした空気が流れているのが特徴。その最たるものが、実は花の作品だ。時に「花=性器」と例えられるが、彼の花の作品からそのエロティシズムが存分に感じられる。彼は1977年から死の直前まで花の作品を手がけたが、エロティズムを追求した結果、花に行き着いたのかもしれない。

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